読書短感想文 「りっぱな部員になる方法。 1) 紙ヒコーキと四次元黒板」「カミマゴ 羽根としっぽと世

~キャラのはしゃぎ方に耐えられるか?&久々にまったく面白くない駄作~

「りっぱな部員になる方法。 1) 紙ヒコーキと四次元黒板」 午前三時五分・作 集英社スーパーダッシュ文庫刊
第6回スーパーダッシュ小説新人賞の最終選考作。
にぎやかしがいるいかにもライトノベルなキャラクターたち。ありがちなキャラが狂騒的にはしゃぎまくるという、年齢が高くなってくるとしんどい話。ストーリーよりもキャラの馬鹿騒ぎの方が優先されていますので、個人的にはもはやウザイレベル。イライラしそうになることも何度かありました。ていうか、(あくまでも自分にとっては)ずっと読んでるのは拷問です。ただこういうノリが好きな層というのは一定の割合で存在しますので、そういうのが好きなら良いかもしれません。
終盤だけはさすがにちょっとだけ盛り上がりますが、全体的なメリハリが弱いのが欠点。楽しめる人間も一定数いるかもしれませんが、万人にはオススメしずらい1作です。1巻と書いてますが、自分には2巻以降は堪忍!

「カミマゴ 羽根としっぽと世界征服」 江都 苑・作 ファミ通文庫刊
第9回エンターブレインえんため大賞の奨励賞受賞作。
コンピュータに統治された未来世界でそれを打破するために「落ちもの」(「うる星やつら」とかああいう系統)よろしく現れたドジっ娘天使を私物化するという奇抜な設定。細部があざといのと類型、かつ感情移入しづらいキャラクターのため、最初は少々戸惑いました。んで自分のことしか考えない主人公が無垢な存在に振り回されていくうち変わってくるというこれまたお約束な内容。
ありがちを奇抜な設定で多少カバーし目新しそうに見せるのはいいのですが、これでもうちょっと面白ければねえ。終盤までまったく面白くならず読むのが苦痛なんですが。心を打たない内容、メリハリに欠けたストーリーテリング、魅力の薄いキャラクター。諸要素がオフビートで実に中途半端。出版される水準を満たしているかかなり疑問。ていうか販売してくれるな、が読後の本音です。

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